ヘアモコモコ生活

ヘアモコモコ生活

残業

夏休みにだらだらして「休む」ことの楽しさを思い出したことを機に、残業を減らそうと努力している。多少タスクが残っていても仕事を切り上げて退勤する、会社にいるとつい働いてしまうので外出先からなるべく家に直帰する、食事の時間は削らずなるべく優雅に過ごす、食後のティータイムは欠かさないなどといった地道な努力を夏季休暇明けの1週間続けた。

 

やはり少しの努力でQOLは格段に上がった。特に家に帰るのが効果抜群。結局家で仕事するのでよく考えると労働時間はあまり変わらないのだが、家だとパジャマで作業可能なのでだいぶリラックスでき、さもプライベートと仕事をバランスよく両立しているかのような錯覚に陥る。別に何かやりたいことがあるわけでもないので、この際錯覚でいい。20代という大切な時期に謎の会社で謎の仕事しかしていないという虚無感に襲われることもない。

 

しかし今日は久々に残業した。一応自分なりに仕事を早めに切り上げたつもりだが、退勤したのは22時半であった。必ず終電だった夏休み前の自分から見ればかなり頑張ったほうだが、社会人なりたての自分が見たら絶句するだろう。

 

残業すると残業代はつくが、それをいいことに散財するので特に収支に影響はない。気力体力が削がれるし、失うものの方が多い。かといって仕事をテキトーにやるのは几帳面な私には逆に難しい。つい残業してしまう。誰もいない会社で仕事をするのはなんか楽しいような気がすることもあるが(文化祭前に1人だけ遅くまで準備してる感じ)、虚しくなる瞬間が必ず来ることを忘れない。これからも残業はするが、なるべく家でやる。会社に行かず、パジャマ着用時間を最大限増やす。むしろパジャマをなるべく脱がない。当面の目標だ。